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太陽光発電のプロショップ ソーラーアシスト コラム 蓄電池の寿命はずばりどれくらい?気になる期間と交換のタイミング
蓄電池とは、充電すれば何回も使い続けられる電池のことです。ただし、何回も使えるとはいえ、蓄電池にも寿命はあります。
一般的な寿命は5年から17年ほどで、蓄電池の種類や使用する環境によって大きくバラつきがあります。蓄電池の種類ごとの寿命や交換するタイミングについてチェックしていきましょう。
種類によっても異なりますが、多くの蓄電池の寿命が5年から17年程度です。蓄電池には主に鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、NAS電池があります。
安価なものを取り入れるのか、高価でも長持ちするものを取り入れるのか、それぞれの特徴を見て、最適な蓄電池を選ぶようにしましょう。
鉛蓄電池は蓄電池の中でも非常に歴史が長く、150年以上も前から使用されています。今でも蓄電池の中で主流であり、緊急時のバッテリーや車のバッテリーとして取り入れられています。
蓄電池の中でも安価で寿命が長く、最長で17年間ほど使用し続けることが可能です。充電から放電までを1サイクルとして、鉛蓄電池は3,150サイクルの使用が可能です。
蓄電池の寿命は充電や放電の回数が影響を与えますが、鉛蓄電池にはこのサイクルは影響しません。
これは蓄電池の中でも非常に大きなメリットです。しかし過放電を行うと鉛蓄電池自体が劣化してしまうため注意しましょう。
また、使用後にはすぐに充電を行うことも大切です。このサイクルをきちんと守れば、鉛蓄電池は長く使い続けられます。
ニッケル水素電池は、リチウムイオン電池の登場によりその数が大きく減少しました。しかし今でもハイブリットカーのバッテリー、鉄道の地上蓄電設備、モノレールの地上蓄電設備などに用いられています。
ニッケル水素電池の寿命は約5年から7年程度であり、2,000回のサイクルで利用し続けられます。蓄電池の中ではニッケル水素電池の寿命は短く、さらに外的要因によってさらに寿命が短くなりやすいです。
高温の環境で利用を続けたり、充電時に電池の温度が上昇したりするとさらに寿命は短くなります。
ニッケル水素電池には充電が早く電力も大きいというメリットがありますが、使用状況によっては想定しているよりも短い期間でしか使えないため注意が必要です。
リチウムイオン電池は、数ある蓄電池の中でももっとも身近な存在です。モバイル機器やパソコンなどの充電にはリチウムイオン電池は欠かせません。
住宅や小規模店舗、オフィスに導入される家庭用蓄電池の多くは、このリチウムイオン電池です。大容量化の研究が進んでおり、寿命がさらに伸びつつあります。
リチウムイオン電池は4,000回のサイクルで利用することができ、これは期間に換算すると10年程度使えることになります。メーカーによってサイクル数は違うので、価格とサイクル数を照らし合わせてお得に長く使えるものを選ぶ必要があります。
しかしリチウムイオン電池も使用頻度、使用する環境によって大きく寿命が変動するので、メーカーが提示している数値はあくまでも参考程度であることを覚えておきましょう。近年、電気自動車や家庭用蓄電池に多く使用されることで技術開発が進んでいます。
日本ガイシと東京電力が共同で開発したのがNAS電池です。世界初のメガワット級NAS電池として、工場などの大きな施設で利用されています。寿命は約15年と鉛蓄電池と同程度で、それでいて大きさは鉛蓄電池の3分の1程度です。さらに高出力と長期電力貯蔵が可能なのが大きな魅力です。
ただし、ナトリウム・硫黄などの危険物が含まれ、作業温度は300度になるため、一般家庭に導入するのは難しく、安全面も未だに問題視されています。今後の更なる開発に期待がかかる、新時代の蓄電池です。
蓄電池は乾電池のように安価なものではありませんので、できるだけコストパフォーマンスがよく使用期間の長い蓄電池を選ぶ必要があります。蓄電池の種類だけでなく、メーカーによって、また使用する場所・環境・頻度によっても蓄電池の寿命は変動します。
よく検討のうえ、ご自身の用途にあったものを選ぶようにしましょう。
蓄電池について詳細が知りたい方は以下のページからご確認ください。
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