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太陽光発電のプロショップ ソーラーアシスト コラム あなたにピッタリな蓄電池容量の選び方
蓄電池選びで最初に参考にするのは「容量」です。
容量とは、蓄電池に貯められる電気量のことで、4kWh~15kWhまで様々な容量があります。「大きい容量を選ぶのが正解か?」というと、必ずしも正解とは限りません。
蓄電池容量の選び方は、「太陽光発電システムの容量」から考える方法と、「停電時に使いたい家電」から考える方法の2つです。
ここでは、蓄電池の容量の選び方について詳しく解説していきます。
まずは、太陽光発電システムの容量から蓄電池容量を考える方法を紹介します。そもそも、蓄電池は太陽光発電で発電した電気を貯めることが主な機能になるため、太陽光発電システム容量は蓄電池容量選びにおいて避けて通れないものです。
では、太陽光発電システムの設置容量を元に考え方を解説していきます。
例えば4kWの太陽光発電システムの年間想定発電量4,400kWhとした場合、1日の平均発電量は約12kWh(4,400kWh÷365日)です。
日中の自家消費量4kWh(※)とすると、8kWhが余ります。余った電力を貯めるには8kWhの容量の蓄電池が必要となります。
※太陽光発電システムの自家消費量はおよそ30%といわれています。
次に、なぜ余った電気を貯める容量の蓄電池が必要なのか説明します。
太陽光発電の売電期間終了後の売電価格は約7円/kWhと大きく低下します。
一方、オール電化の夜間の電気代は16円~28円/kWh(中部電力スマートライフプラン)と高い価格で買わなくてはいけません。
安い価格で売るよりは昼間貯めて夜間に自家消費した方がお得になるということです。
そのために、発電して余った電気を残さず貯める容量の蓄電池があった方が夜間の電気を自家消費でお得にまかなうことができます。
「停電時にどれだけの家電製品を使用するか(想定消費電力量)」から必要な蓄電池容量を算定する方法です。
次の表は、停電時に使用が想定される主な家電の消費電力量の一覧表です。
例えば、図の家電を全て使用した場合、1日あたり8.27kWhの消費電力量となります。
ここからエアコンや電気ケトル等といった消費電力量の大きい家電を除くと、4.02kWhとなります。
停電時にどれくらいの家電を使用したいかによって、4kWhか8kWhの容量か、
必要な蓄電池の容量が違ってきます。
エアコンや電気ケトル等の消費電力量が大きい家電は使えなくても、最低限の家電が使えればよいという場合は、約4kWhの蓄電池容量があれば十分です。
この場合、「冷蔵庫、照明、テレビ、携帯電話の充電」ができることを想定しています。
4kWhの容量の蓄電池は、特定負荷というタイプを選ぶことになります。
特定負荷とは、停電時に使える部屋(電気回路、コンセント)をあらかじめ決めておく(特定しておく)タイプです。
そのため、冷蔵庫のあるキッチン(ダイニング)が特定回路として想定されます。
エアコンや電気ケトル等も使って、普段と変わらない生活がしたいという場合は、8kWh以上の蓄電池容量が必要です。
8kWh以上の容量の蓄電池では、特定負荷と全負荷の2つのタイプを選ぶことができます。
全負荷とは、停電時に家全体の電気回路(コンセント)が使用できるタイプです。特定負荷に比べメリットがあるように思えますがデメリットもあります。電気を使用する時間が限られるという点です。特定負荷に比べ、全負荷の方が消費する電力量が大きいため、蓄電池に貯めた電気量を消費するスピードも速くなってしまいます。
せっかく大きな容量の蓄電池を設置しても、肝心な時に電気が使えないということにならないように、あらかじめ停電時に使用する家電と使用時間を想定しておきましょう。
2つの蓄電池の容量の選び方を紹介しました。
でも、結局のところ、自分にピッタリな蓄電池容量はどれくらいがいいのかわかならいという人も多いのでは。
そこで、蓄電池へ期待する役割からあなたにピッタリの容量の選ぶ方法を紹介します。
もちろん「停電時の最低限の電気」の考え方によって必要な容量は変わってきますが、先ほどの家電の消費電力量の一覧表をもとに、停電時にどれだけの電気量が必要かを一度イメージしてみてください。
太陽光発電システムの設置容量にかかわらず、必要な蓄電池容量を割り出すことができます。太陽光発電の設置容量が4kWでも、8kWhの蓄電池容量は必要ないということです。
逆に、太陽光発電システムで発電して余った電気を残さず貯めたい場合には、太陽光発電の容量から蓄電池容量を逆算します。
太陽光発電が4kWなら、8kWh以上の蓄電池容量が必要になります。
また、この8kWhもあくまで最低限の蓄電容量です。家庭の自家消費量が少ない場合や、太陽光発電の発電量が多い場合を考えると、少し大きめの蓄電池容量を準備した方がいいでしょう。そうすれば、8kWh以上の電気量が余った場合でも残さず蓄電池に貯めることができます。
太陽光発電システムの電力を最大限に使いたいのか、
停電時にどれだけの家電を使いたいのか、
蓄電池に求める役割によって必要な容量が決まってきます。
4kWの太陽光発電システムを設置していても、停電時に最低限の家電でよければ4kWhの容量ですし、多くの家電を使いたければ8kWh以上の容量が最適となります。
また、太陽光発電で余った電気を残さずに使うことを第一に考えるなら、太陽光発電の設置容量と発電量、家庭の電力消費量から、どれぐらいの電気が余るのかを算出します。
このページを参考にしながらご自身に合う蓄電池をイメージしていただき、実際に選ぶ際にはソーラーアシストまでご相談ください。
ご要望をお聞きし、お客様にピッタリの蓄電池をご提案させていただきます。
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