メニュー
私たちについて
もっと知りたい
設置したい
お知らせ
「台風や地震で停電しても普段のように電気を使えたら…」
誰しもそう思うのではないでしょうか?
それを可能にするのがシャープ全負荷対応蓄電池です。
ここでは、シャープ全負荷対応蓄電池の特徴と設置工事の様子を紹介します。
太陽光発電や蓄電池を導入するお客様がよく勘違いされているのが「停電時に家全体で電気が使える」と思っていることです。
蓄電池を設置しても必ずしも家全体で電気が使えるわけではありません。
蓄電池には、「家の一部だけで電気が使えるタイプ」と「家全体で電気が使えるタイプ」があります。
シャープ全負荷対応蓄電池の話の前に、蓄電池の基本的な2つのタイプについて説明します。
家の一部だけで電気が使えるタイプの蓄電池を「特定負荷」、家全体で電気が使えるタイプの蓄電池を「全負荷」といいます。それぞれ説明します。
特定負荷の蓄電池は、特定のコンセント(回路)に配線することで、停電時には一部の部屋だけで電気を使うことができます。
ムダな電気の使用を抑えられるため、長時間電気を使うことが可能です。
ただし、使用できるコンセント(回路)が限られるため、停電時に普段のように電気を使うことはできません。
全負荷の蓄電池は、家の分電盤に配線することで、家全体で電気を使うことができます。
停電時でも、リビングやキッチン、子ども部屋など、家中どの部屋でも電気を使うことが可能です。
ただし、気づかないうちに電気を使いすぎて、貯めた電気がすぐに無くなってしまうため、普段の生活のように長時間電気を使うことができません。
特定負荷と全負荷の違いは、「停電時に電気が使える場所と時間」です。
停電時に「どんな家電機器を、どのぐらいの時間使いたいのか」によって、特定負荷と全負荷、どちらのタイプの蓄電池を選んだ方がよいのかは違います。
特定負荷と全負荷という蓄電池のタイプの違いがわかったところで、シャープの全負荷対応蓄電池の特徴を説明します。
分電盤に電気を供給するので、停電時に家中のコンセントを使えます。
子ども部屋でエアコンを使いながら、キッチンで電気ケトルを使うなど、停電時の暮らしの幅が広がります。
照明やテレビなど一般的な電化製品は100Vですが、エアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなどの大型の家電(設備)は200Vが必要です。
もしもの時にも普段に近い生活ができるので、真夏の停電でもエアコンが使えて安心です。
家庭の平均的な1日の消費電力量は約10kWhといわれます。
シャープ全負荷型蓄電池なら13.0kWhに対応しているので、1日に必要な電力量をまかなうことができます。
設置時の配線方法によって、特定負荷と全負荷のいずれも選ぶことができます。
屋外は簡易基礎、屋内は設置用金具で、設置場所を選ぶこともできます。
その他にも、蓄電池を後付けで増設可能(※)など、自由度の高い蓄電池となっています。
※パワコン設置後5年以内が目安
HEMSと連携することで、発令された気象警報をキャッチし、自動的に蓄電池の充電を開始します。
台風がやってくる前に自動で蓄電池残量を増やして停電に備えることができるので、安心感が違います。
今回、シャープ全負荷対応蓄電池を設置していただいた静岡市Y様(13.0kWh)の工事の様子を紹介します。
既にシャープの太陽光発電システムを設置していた静岡市Y様。
シャープの蓄電池に全負荷対応型が新たにラインナップに加わったことで、大容量13.0kWhの蓄電池の導入を決めました。
太陽光発電は屋根と庭の2箇所に設置しています。
屋根はシャープND153AU×24枚(3.67kW)、庭はシャープND153AW×40枚(6.12kW)です。
太陽光パネルの接続枚数をなるべく同じ容量になるように変え、それぞれにパワコン、蓄電池を設置します。
これにより、太陽光発電から無駄なく蓄電池に電気を貯めることができるので、停電時に使える電力量が安定します。
シャープ全負荷対応蓄電池の設置工事の流れです。
蓄電池を設置する位置を確認します。
事前確認しておいた蓄電池パワコン、蓄電池コンバータ、蓄電池本体までのケーブルとりまわしや各機器の離隔を確認します。
設置前に確認しておいた契約電力、電流制限器、主幹漏電ブレーカの情報をもとに、特定負荷か全負荷のいずれの配線接続となるか確認します。
分電盤の前に自動切替盤を設置することで、停電時に自動で電力の流れが変更されます。
今回は同じくらいの電力消費量になるよう、既存の分電盤にあった各ブレーカを2つに振り分けています。(分電盤を新たにもう一つ設置)
既設の太陽光パワコンを蓄電池パワコンに入れ替え、その横に蓄電池コンバータ、さらにその下に蓄電池本体を設置しています。
上の写真では、設置スペースの関係で蓄電池コンバータの設置位置を変更しています。
また、蓄電池本体の配線引き込みを下向きにすることで止水性が向上しています。
各機器の設置を完了し、各配線の接続を確認したところで、電力モニタの設定をします。
実際に停電状態をつくり、停電時に正常に作動するかも確認します。
モニタにあるように、電力会社から購入する電力(買電)がない状態でも、太陽光と蓄電池の電力で、家の消費電力がまかなえています。
※設置工事完了が夕方だったため、発電や蓄電池の電力量が小さな数値となっています。
シャープ全負荷対応蓄電池の特徴と工事の様子を紹介しました。
売電期間終了(卒FIT)をむかえる太陽光発電の多くはシャープ製です。
蓄電池設置を検討する際に、シャープ全負荷対応蓄電池があれば、特定負荷と全負荷が選べるので選択の幅が広がります。
まずは、停電時に使いたい家電機器を想定し、お客様にとって最適な蓄電池を考えてみましょう。
蓄電池の設置をお考えの方は、ソーラーアシストへお気軽にご相談ください。
蓄電池について詳しく知りたい方はコチラのページもご覧ください。
無料見積もり・無料相談
ご意見・ご要望・お問い合わせなどなんでもお尋ねください
各営業所連絡先
本社(静岡)
〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田243-2 TEL:054-294-7101 FAX:054-294-7102
浜松営業所
〒435-0038 静岡県浜松市南区三和町295 TEL:053-589-4430 FAX:053-589-4431